AIの力で経理担当者の面倒な「仕訳」「検証」を自動化するクラウド型ERPとは?煩雑な経理業務プロセスを一気通貫で自動化

企業のDX推進において中核を担うのが、クラウドサービスの活用やアプリケーション間のデータ連携だ。中堅・中小企業でこうした取り組みを効率的に進める上では何が課題となり、どうすれば解消できるのか。詳しく解説する。

2021年03月09日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 大企業のみならず中堅・中小企業もデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みは不可欠だ。ITを積極的に活用し、迅速な経営判断とビジネスモデルの大胆な変革を目指して、あらゆることが目まぐるしく変化する不確定な時代を勝ち抜いていかなければならない。

 既にさまざまな中堅・中小企業が財務会計パッケージや人事給与パッケージなどの業務アプリケーションを導入し、デジタル化の推進に努めている。しかしDXを推進するためには、これらのアプリケーションを個別に利用するだけでは不十分だ。始めの一歩としてアプリケーションごとに管理しているデータをERP(統合業務)パッケージのクラウドサービス(以下、クラウド型ERP)と連携させることで、経営状況をいつでもどこからでも俯瞰(ふかん)できるようになり的確かつ迅速な経営判断をするための下地が整う。

 昨今はテレワークが当たり前の働き方になりつつあることも加味すると、経理財務部門が月次決算をスムーズに進め、経営層に経営状況を素早く共有できるクラウド型ERPは有力なツールだ。これを活用し、DXを推進するためのヒントを紹介しよう。


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