DXにエッジコンピューティングがなぜ必要なのか成果を生むカギ

データによりビジネスを変革するDXが、製造や小売り、物流や病院など、あらゆる業種で進んでいる。その中で重要性が高まっているのが「エッジコンピューティング」だ。エッジコンピューティングについて解説する。

2021年03月11日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日本政府が訴えるSociety 5.0やドイツのインダストリー4.0など、あらゆる国や地域、あらゆる産業で、デジタル技術を活用した新たな社会や産業の姿への変革の動きであるDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大の中で、これらの動きはさらに加速している状況だ。

 DXにおける価値の源泉が「データ」だ。企業としてのさまざまな活動を全てデータ化することにより、デジタル基盤上で処理できるようになり、圧倒的な効率化とともに、サービスビジネスなどの新たな価値創出ができるからだ。このデータを扱う上で現在大きな注目を集めているのが「エッジコンピューティング」だ。なぜエッジコンピューティングが注目を集めているのか。MONOist編集長の三島一孝が解説する。

本稿は、TechFactoryからの転載記事です。


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