通信契約で“落とし穴”にはまらないためのテレワークインフラ選びのポイント「安い」だけが正義じゃない

テレワークの導入が進む中、システム面だけでなく通信環境にも目を向けたい。通信遅延や読み込み速度の低下が頻繁に発生すれば、業務効率や生産性の低下が懸念される。そうした環境で従業員のパフォーマンスは発揮されるだろうか。

2021年03月16日 10時00分 公開
[ITmedia]

 テレワークにおいて、通信回線の品質は業務効率に直結する。住環境や契約している回線プランは従業員によって異なり、それぞれで品質の差が出やすい。マンションに備え付けの全戸共有型のインターネット回線であれば、利用者数が多い時間帯はオンライン会議などで通信遅延の影響を受けかねない。

 企業側で通信回線を手配すれば、従業員が抱える通信問題を一手に解決できるが、企業にも予算の都合がある。インターネットで検索すると通信回線を安価で提供する事業者も見つかるが、コストパフォーマンスが高いように見えても、提供内容をよく見ると1日のデータ使用量に制限があったり、途中解約した場合に高い解約金が発生したりと、契約前に付帯条件を注意して確認しなければ“落とし穴”にはまる可能性もある。

 かといって、従業員が通信回線に不安を感じながらも現在の運用を続け、大事なWeb会議やオンライン商談中に、スムーズに会話ができない状況に陥っても困る。企業が一括契約するにしても、働く場所や従業員の住環境が異なる場合、同一のプランを契約しても通信品質に差が出る。

 本稿では、テレワークの要となる通信問題を解消する手だてを探る。


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