企業のリモートワークは利便性と安全性の両立を目指し、次の段階へ脱VPN、最新のリモート接続技術も検討しよう

コロナ禍の影響で、急いでリモートワークに必要なPCやVPNを導入した企業は少なくない。セキュリティと利便性、コストのうち、どれかが犠牲になっていないだろうか。自社のリモートワークを改善するために、次の策を打つ必要があるだろう。

2021年03月18日 10時00分 公開
[ITmedia]

 コロナ禍で業務を継続するために、VPNを急いで導入した組織は少なくないだろう。VPNを使えばリモートから社内のシステムに接続できるため、とりあえず問題は回避できた形だ。

 だが、テレワーク期間が長びく中、VPNにはさまざまな課題が浮き彫りになった。VPNで接続する場合にはID、パスワードの管理が必要であり、利用者の急増によるVPNの混雑、そしてセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性のチェックや管理などが負担になる。

 また、VPNを利用するためには組織の側で専用のハードウェアを設置しなければならない。接続可能な人数を増やしたい、速度を高めたい、といった要望があっても、すぐには対応できない。コストがかかることはもちろん、増設しようとすると数カ月かかることもあるという。

 このような弱点の目立つVPNを置き換えるようなサービスはないだろうか。クラウドサービスとして利用でき、セキュリティが高く、さまざまな組織に向く技術について聞いた。


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