Windows 10時代の次世代保守サポート、一人情シスの新しい選択肢になるか障害予兆検知でIT管理者の工数削減

Windows 10の移行やテレワークの普及によって、従業員のクライアントPC保守やサポートに関するIT管理者の負荷が高まっている。IT管理の負荷軽減、作業効率化のために何ができるのだろうか。

2021年03月31日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 「Windows 7」のサポート期限終了を迎え、多くの企業が「Windows 10」に移行した中で管理上の課題が浮上している。

 Windows 10では年に2回、大型アップデートが配布される。IT管理者はこの大型アップデートで生じる変更などに随時対応していく必要があるのだ。

 加えて、2020年には多くの企業がテレワークを始め、従業員のクライアントPC保守やサポートでIT管理者の負荷が高まった。オフィス勤務ならPCにトラブルが生じてもIT管理者がすぐにPCを確認することができて、その場で問題を解決できることもあった。

 しかし、テレワークでは電話やチャットしか連絡手段がなく、オフィス勤務時よりもサポートに時間を要するケースが多くなる。オフィス環境とは異なる場所でPCを使うことに起因するトラブルも起きやすく、IT管理者には大きなしわ寄せが生じている。特に、このような問題を想定していなかった中小企業では顕著だ。どのように解決すればいいのだろうか。これらの課題を解決する次世代のPC保守サービスを紹介する。

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