2021年05月18日 10時00分 公開
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SAP S/4HANA移行で重要なストレージの信頼性、製品選びで重視すべき機能とは?「2027年問題」で気になるデータ移行の課題

SAP ERP 6.0の標準サポートが終了する2027年を控え、SAP S/4HANAへの移行を検討する企業が増えている。一方、専用データベース「SAP HANA」においてはバックアップやリカバリーをはじめ懸念点も多い。これを解消するストレージの要件とは?

[ITmedia]

 「SAP ERP」を利用してきた企業にとって「2027年問題」は解決すべき喫緊の課題だ。「SAP ERP 6.0」の標準サポートがない状態で使い続けるか、「SAP S/4HANA」に移行するか、他社のERPに乗り換えるかを、SAP ERP 6.0の標準サポートが終了する2027年までに決断しなければならない。

 これまでSAP ERPを使ってきた企業であれば、自然とSAP S/4HANAへの移行を考えるだろう。だが、そこで注意すべきなのがSAP S/4HANAの専用データベース「SAP HANA」だ。

 SAP HANAはインメモリデータベースで、これを活用することで高速処理が可能になる。一方で、これまで使ってきたデータベースを継続して利用できないというデメリットがある。もちろん既存のデータベースからSAP HANAにデータ移行はできるが、SAP ERPとSAP S/4HANAはアプリケーション内部のテーブル構造が変更されているため、それに合わせてデータの構造を変換する作業が必要だ。時間がかかる上、もしものときのリカバリーなど注意すべき点は多い。

 こうした「SAP S/4HANAのデータ移行に関する課題」を解決するために注目すべきなのはストレージだ。最適なストレージを選択することでデータ移行作業を効率化し、バックアップやリカバリーの懸念を払拭(ふっしょく)できる。ではSAP S/4HANAに適したストレージはどのように選べばいいのか。


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