新旧設備が混在する製造現場、IoTで生産性を高める最初の一手は「設備と人」の稼働状況や工程予実を可視化

生産性向上の切り札としてIoT活用が注目されている。だが新旧の設備が混在する製造現場では、IoTをどう活用すればいいか分からないという声も多い。設備と人の稼働データをIoTで収集し、可視化と分析によって生産性向上を図る方法とは?

2021年05月17日 10時00分 公開
[ITmedia]

 製造業の現場では、さまざまな設備の自動化や改善活動によって生産性を高めてきた。しかし設備の運用には、機械が稼働している時間だけでなく、設定変更や段取り替え、故障対応などの付帯作業時間や待ち時間が存在する。こういった非稼働時間を短縮できれば、さらなる生産性向上の可能性がある。とはいえ、機械の稼働状況を可視化しただけでは、非稼働の要因が機械なのか、人なのかを切り分けることは難しく、どの非稼働時間に手を打つべきなのか、実際どのくらい効果が見込めるのかも分からない。

 そこで、現状把握や可視化のキーワードとして浮上するのが「IoT」(モノのインターネット)だ。

※本稿は、TechFactoryからの転載記事です。


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