「VDIだけ」はもったいない、“高コスパ”のオールフラッシュストレージとは125パターンの独自検証で分かった性能

オールフラッシュストレージが特定の用途以外での選択肢として挙がるようになった。エントリーモデルのオールフラッシュストレージ製品の性能はどの程度なのかを理解し、自社に適したストレージを選択する手掛かりにしよう。

2021年05月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ストレージに求められる性能は高まる一方だ。業務アプリケーションが扱うデータ量が増加すれば、十分なIOPS(1秒当たりのデータ読み書き回数)やスループットを確保するためにさらに高い性能のストレージが必要になる。そんな中注目を集めているのが、HDDで構成された旧来のストレージと比べて高パフォーマンスを発揮するオールフラッシュストレージだ。かつては「高価なので一部の特殊用途にしか使えない」という印象があったオールフラッシュストレージだが、SSDの価格下落で身近な存在になりストレージの選択肢として当たり前のように挙がるようになった。

 こうした傾向に拍車を掛けているのがVDI(仮想デスクトップインフラ)の普及だ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、セキュアなテレワーク環境の構築を目指してVDIを導入する企業が高性能なオールフラッシュストレージをストレージ基盤として採用することを検討するようになった。

 最近はエントリーモデルのオールフラッシュストレージ製品も充実し、ハイエンド製品も顔負けの高性能を発揮するものもある。どれだけのパフォーマンスを発揮し、どんな用途に適しているのか。以降で性能検証の結果を紹介する。


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