ビジネスのデジタル化が加速するにつれ、データを処理するコンピューティング性能への要求も高まっている。そこで注目を浴びているのが、CPU、GPUと並ぶプロセッサだ。どのような役割を持ち、どのような効果をもたらすのか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)がデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させている。さまざまな顧客接点や業務、サービスがデジタル化され、大量のデータを生成するようになった。企業はそれらのデータを適切に解析することで、顧客満足度を高めたり新サービスの開発につなげたりといった成果を生まなければならない。そのためにはクラウドサービスはもちろん、これまでの限界を超えたさらなる高性能コンピューティングリソースを活用することが必要になる。
現代のAI(人工知能)技術を支えているのはCPUとGPUの組み合わせだ。他方で、増大し続けるデータを処理するためのより高い演算能力や高度化するサイバー攻撃からコンピューティングを保護するセキュリティが求められている。そんな中、CPU、GPUと並ぶ第3の柱として頭角を現しつつある新たなプロセッサとは何か。以降で解説しよう。
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