凶悪化するランサムウェアへの対策 「二重脅迫を面で捉える」身代金対策だけでは不十分

データを人質に取り、高額な身代金を要求するランサムウェア。被害は年々広がっており、対策は重要課題となっている。自社の貴重な情報資産を守るにはどうすればいいのか。

2021年06月02日 10時00分 公開
[ITmedia]

 データを暗号化して身代金を要求するマルウェア「ランサムウェア」が、世界的に猛威を振るっている。日本も例外ではなく、国内でもランサムウェア対策は重要課題になっている。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開した「情報セキュリティ10大脅威 2021」では、組織にとっての脅威として「ランサムウェアによる被害」は2020年の5位から1位に上昇した。経済産業省は経営者に対して「ランサムウェアへの対処は企業の信頼に直結するため、経営者のリーダーシップが必要」とメッセージを発している。

 ランサムウェアからシステムを守るには、従来のマルウェア対策ソフトウェアだけでは十分ではない。次世代アンチウイルス(NGAV:Next Generation Anti-Virus)や多層構造のエンドポイント防御(EDR:Endpoint Detection and Response)を組み込んだ対策が必要だ。効果的な手法を、セキュリティのプロフェッショナルが解説する。


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