「オンプレかクラウドか」はもう古い――プロが解説する第三の選択肢クラウドの手軽さとオンプレミスの安心を両立

ITインフラの導入は、オンプレミスかクラウドかという二者択一でなく第三の道が必要だ。オンプレミスの信頼性を持ちながら初期投資を抑えて柔軟に拡張でき、月額固定や従量課金制でコストを最適化し、シンプルに運用できるITインフラとは。

2021年06月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 自社の強みを生かし、価値を高める上でデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みは不可欠だが、それを支えるITインフラには高い初期投資が要求されがちだ。また、「スペックを試算して見積もりを取り、発注して数カ月後にようやく納品」のような従来型のスピードでは、他社との競争に負けてしまうことは明白だ。

 こうした課題を背景にITインフラも「所有」するものから「利用」するものへと変わってきた。かつてはサーバを購入し、年単位で減価償却することが前提だったが、徐々に月額固定料金、あるいは使った分だけを支払えばよいクラウドサービスの活用が広がっている。

 だが、設計の自由度や保有するデータの機密度や法規制の懸念から、クラウドサービスは選択肢に入れられないという企業もあるだろう。そこで、「お客さま専有の環境というオンプレミスの安心感とクラウドならではの利便性」を両立させ、余計な手間やコストをかけずにシンプルに運用する方法をキーパーソンが解説した。アップデートを含めた管理や拡張作業もわずかな操作で完了するという。その方法を事例とともに紹介する。


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