競争の激しいビジネス環境を企業が勝ち抜くには、新たな価値をもたらす「アイデア」が必要だ。だが、そう簡単に斬新なアイデアは生み出せるものではない。そこで、多くの人がアイデアを出し合い、共有しようというイベントが開催された。
デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドが進展する中、ますます重要になるのが、どのようなアプリケーション(サービス)を通じて価値を提供していくかだ。先端技術の活用はもちろん、ユーザーが抱える課題やニーズをしっかりと押さえた上での“アイデアの創出”が鍵となる。
2021年5月22日、レッドハットはオンラインイベント「Red Hat アイデアソン 2021 Spring Online 5G/Edge編」を開催した。アイデアソンは「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、自由なアイデアを創発するイベント形態。ハッカソンのように、プログラミングやアプリ開発は行わず、テーマに沿ったアイデアをプレゼンして競い合うというスタイルだ。
レッドハットはコンテナプラットフォーム「Red Hat OpenShift」のISV(独立系ソフトウェアベンダー)パートナーを支援するプロジェクト「Red Hat Kubernetes Operator Project」を始めており、アイデアソンはその一環でもあるという。
今回のアイデアソンのテーマは、「5G(第5世代移動通信システム)」と「エッジコンピューティング」。「ニューノーマル時代の働き方、ライフスタイル、遊び方をイノベーションでアップデートしよう」と題して、参加者はキーワードを出し合い、それぞれのジャストアイデアを創出。その場でチームを組み、チームごとにまとめたアイデアを発表した。
イベントはオンラインスペース「oVice(オヴィス)」を活用して開催され、IT業界のエンジニアや関係者を中心に、約30人が参加した。次ページでは、本イベントの模様を詳しくお伝えする。
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