コロナ禍で難しくなった対面サービスを救う、5G/エッジ活用のヒントとは?限られた時間内でアイデアを創出する秘訣

イベントが制限され、演奏家や役者には厳しい状況が続く今、5GやAI、エッジコンピューティングが生み出す新たな価値が注目されている。レッドハットによる「アイデアソン 2021 Spring Online」で発表された、先進的な取り組みとは?

2021年07月26日 10時00分 公開
[TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大によって、人々のライフスタイルは大きく変化した。感染のさらなる拡大を防ぐため、コンサートや演劇など人が集まるイベントは制限され、演奏家や役者は練習のために集まることも難しくなった。

 こうした制約の中で、5GやAI(人工知能)、エッジコンピューティングといった技術が注目されている。これまで「対面が当たり前」だったサービスが、こうした技術を活用することで新しい価値を生み出せるという。

 レッドハットが2021年5月22日に開催した「Red Hat アイデアソン 2021 Spring Online 5G/Edge編」では、「ニューノーマル時代の、『働き方』『ライフスタイル』『遊び方』をアップデイトしよう」というテーマの下、さまざまな「新しい価値」を生み出す取り組みが紹介された。

 本稿ではアイデアソンで審査員特別賞を受賞した「コネクテッドバイオリン」の取り組みを紹介する。

 コネクテッドバイオリンは、バイオリンをネットワークでつなぎ、指導内容をデジタル化することで、口頭でしか伝えられなかった「指や腕の動き」をトレースし、自身の体感として学ぶ仕組みを提供するものだ。この取り組みを進めた「Team 極」のメンバーにアイデア創出に至った経緯と、限られた時間内でアイデアを創出するポイントを聞いた。


提供:レッドハット株式会社
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