「サイバー攻撃でビジネス停止」はどの企業にも起こり得る? 最新事情と対策攻撃者の狙いは大企業だけではない

ランサムウェア攻撃やサプライチェーン攻撃など、多様な攻撃が企業を襲っている。テレワークが浸透し、社内外に従業員とデバイスが存在する昨今の企業に必要なエンドポイントセキュリティ製品は、どのような点に着目して選べばよいのか。

2021年08月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

 デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速やテレワークの普及により、境界防御を中心とした対策ではサイバー攻撃を防ぎ切ることが難しくなった。そこで有効な解決策として浮上しているのが、次世代エンドポイントセキュリティだ。

 エンドポイントセキュリティの刷新が叫ばれる理由は2つある。1点目は、巧妙化した攻撃に対処できる体制が必要になっていること。2点目は、攻撃対象が大企業や有名企業のみならずあらゆる企業に拡大し、セキュリティが深刻な経営課題になっていることだ。

 最新のランサムウェア攻撃事情と、それに対抗するための次世代エンドポイントセキュリティ製品の選定ポイントとはどのようなものか。セキュリティのプロフェッショナルの話に沿って解説しよう。

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