英会話スクール運営などを行うECCは、老朽化したサーバの運用やシンクライアント端末の調達に課題を抱えていた。この課題を解消し、サーバ運用負荷軽減とリモートワーク対応を両立した同社を含む3事例から、教育業界のIT活用術を考える。
新型コロナウイルスの感染防止対策、デジタルトランスフォーメーションの推進、インフラ運用管理の効率化などは、あらゆる組織において喫緊の課題となっている。これは教育現場も同様で、さまざまなIT製品を導入することで既存環境の変革に取り組む教育機関は多い。
英会話スクールの運営などを行うECCでは、老朽化したサーバの運用や、シンクライアント端末の調達に課題を抱えていた。同社はこれを解消すべく、リモートデスクトップサービス(RDS)基盤の整備に着手。ベンダーの迅速なサポートのもと仮想化環境を構築し、ノートPCを活用したシンクライアントソリューションを導入。これにより、サーバ運用負荷を大幅に軽減するとともに、リモートワーク対応を実現したという。
本資料では、教育業界におけるIT活用の事例を3つ紹介する。中でも、ノートPCの堅牢性と信頼性、さらには安定稼働やセキュリティの課題までも解決し、ICT環境を整備した学校法人聖母女学院の事例は、GIGAスクール構想に取り組む上でも役立つ内容といえるだろう。
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