事例に学ぶ製造業DX、川崎重工業のエンジニアの機動力を高めた取り組みとは?デル・テクノロジーズ株式会社提供eBook

DX推進の重要性は、製造業も変わらない。その好例の1つが川崎重工業の取り組みだ。製品設計用の端末をモバイルワークステーションに統一し、3D CADデータを使う業務の効率化に成功した。同社をはじめ9社の事例から製造業DXの秘訣を探る。

2021年09月10日 10時00分 公開
[ITmedia]

 働き方改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急務となる中、システム導入によって業務効率や生産性の向上に取り組む企業は多い。これは製造業においても同様で、さまざまなIT製品を導入し、成果をあげた企業が次々と登場している。

 造船事業者である川崎重工業では、製品設計に用いる全ての端末を薄型・軽量のモバイルワークステーションに統一した。これにより、エンジニアの機動力が大きく向上し、3D CADデータを使った造船設計・生産技術・製造の各部門の意思疎通が迅速化。加えて、高性能ワークステーションを携えてのエンジニアの出張も可能になったという。

 また、サービスユニフォームのメーカーである住商モンブランでは、事務用PCの更改を迎えてPC導入プロセスを見直した。キッティング作業やデータ移行負担のないクラウドベースのモダンプロビジョニングサービスを活用。PC導入・設置に要する工数の9割削減に成功した他、IT担当者がいない拠点でも確実なPC導入・データ移行が可能になった。本資料ではこのように、製造業におけるIT活用の事例を9つ紹介する。

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