一部業務のデジタル化ではNG、真のDXに必要な「既存システムモダン化」の現実解柔軟に変化へ対応できるコンテナ化の方法は

モバイルアプリケーションやチャットbotの活用で業務をデジタル化する企業が増える一方、ビジネス全体の変革に至らないケースは多い。真のDXを推進するには、アプリケーションの新規構築と、既存システムのモダナイズが必要だ。

2021年10月11日 10時00分 公開
[ITmedia]

 モバイルアプリケーションの導入で顧客との接点を増やしたり、チャットbotなどの活用で業務を自動化したりするなど、新たなデジタル活用に取り組む企業は多い。

 とはいえこれらはあくまでも「一部業務のデジタル化」にすぎず、ビジネスを変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)に至っていないことが多い。数年前には銀行の通帳内容の一部を、Webブラウザから閲覧できるようになった。これは一部業務のデジタル化だ。それが今では窓口やATMなどを一切訪れなくても、さまざまなサービスを利用できる。ここまでくれば銀行の業務が変革し、DXが実現できている。

 ビジネスを変革するためには、新規にアプリケーションを構築し、顧客体験を向上させなければならない。このとき既存の業務を担うITシステムが足かせとなり、DXに発展しないことがある。既存のITシステムが、新しいアプリケーションで起こる変化と既存の業務プロセスを連携させなければならない。

 そのためには、既存の業務システムのモダナイゼーションが必要だ。DXを推進できていない企業が採るべき現実解とは何だろうか。


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