DXへの最短距離を見定める、HCIを活用したITインフラ運用の整理術将来を見据え、今選ぶべきITインフラの形

DXに向けた「あるべき姿」を組み込んでシステムを再構築するならば、HCIは有効な選択となる。将来的なクラウド環境の構成を見据えて、まず目の前のレガシーインフラをモダナイゼーションする際に、どのような観点で選ぶべきか。

2021年10月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

 デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けて、企業のITインフラはクラウドにシフトしつつある。しかしクラウドシフトの途中でさまざまな課題に直面して、理想通りに進まないことは珍しくない。定常的に動作させ続けるワークロード(アプリケーション)に関しては、オンプレミスで稼働させた方がコストもパフォーマンスも安定するケースもある。法規制や情報セキュリティに対する懸念から、基幹システムのクラウド移行を慎重視する企業もある。こうした知見から、クラウド全面移行ではなくハイブリッドクラウド(クラウドとオンプレミスの混在環境)を構築して「いいとこ取り」を模索するのが近年のトレンドだ。

 とはいえ、これとて容易に実現できるものではない。特にレガシーな仮想化基盤を長年使い続けている企業ほど、運用管理は複雑化しコストも大きくなっている。物理サーバ、SAN、共有ストレージ装置を前提としてきたオンプレミスの仮想化基盤を、ハイブリッドクラウドに適した形に作り変えるには高いハードルが立ちはだかる。

 このようなシステムのモダナイゼーション(近代化)と、将来的なハイブリッドクラウド構築を見据えた解決策の一つとして、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)への移行に注目が集まっている。富士通とニュータニックス・ジャパンが開催したオンラインセミナー「DXへの近道 ITインフラ運用の整理術とお客様実践事例」の内容を基に、HCIならではのメリットと、DXを見据えた活用のヒントを探る。


提供:富士通株式会社、ニュータニックス・ジャパン合同会社
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