「オンプレかIaaSか」の議論はもう終わり、ハイブリッドクラウドの正しい導入術コストも運用負荷も抑えてITインフラを刷新

ハードウェアの保守が不要なIaaSは中小企業の強い味方だが、オンプレミスのインフラにも利点があるため、両方を使い分けるハイブリッドクラウドの採用が現実解となっている。これを小規模で導入し、徐々に拡大するにはどうすればよいのか。

2021年10月18日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ITエンジニアの慢性的な不足は、企業にとって大きな課題となる。特に中小企業や地方自治体は優秀なIT人材を確保することが困難な傾向にあり、ビジネスを支えるシステムの構築や運用に不安を抱えている場合がある。

 ハードウェアの保守が不要なIaaS(Infrastructure as a Service)の採用は、IT人材不足でもビジネスニーズを実現する方法の一つだ。とはいえ全ての業務システムがIaaSに移行できるわけではなく、オンプレミスのインフラとIaaSはどちらにも利点と欠点がある。二者択一での議論は袋小路に陥りやすくなるため、両方を使い分ける発想が必要だ。

 IT人材や予算が不足する状況で、オンプレミスのインフラとIaaSを組み合わせた理想的なハイブリッドクラウドを構築し、運用することは難しい。厳しい予算の中でIaaSの構築や運用を任せられるパートナー企業を探すのも困難だ。

 こうした場合は、オンプレミスインフラとIaaSの両方を始めに小規模で導入し、徐々に拡大するのがよい。小さな負担でハイブリッドクラウドを活用する方法を説明する。


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