VDIで「原因不明のCPU高負荷やパフォーマンスの問題」に悩まされるワケ働き方改革の救世主「ニューノーマルVDI」とは

VDIのパフォーマンスに悩む企業は多い。十分なネットワーク帯域を確保しているにもかかわらず、操作性が低下して業務効率に直接影響を与えるケースが散見されるが、問題の本質はどこにあるのか。有識者に話を聞いた。

2021年10月26日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 テレワークを中心とした新しい働き方への対応は、企業にとって避けて通れない課題だ。「いつでも」「どこからでも」働ける環境を整備することで、従業員の満足度を向上させるだけでなく多様な人材を採用しやすくなるというメリットも生まれる。

 こうした新しい働き方を実現するための仕組みとして急速に普及が進んだのがVDI(仮想デスクトップインフラ)だ。「強固なセキュリティ」と「場所を選ばない働き方」を両立させようとさまざまな企業や組織が導入しているが、テレワークが本格化したことで課題に直面することも増えてきた。

 特に顕著なのが「原因は分からないが、CPUの負荷が高く、操作全般が遅くなってしまう」「Web会議や動画の再生などグラフィックス処理が必要な場面でうまく動作しない」といったパフォーマンスの課題だ。

 VDI活用におけるパフォーマンスの課題とどう向き合えばよいのか。有識者に話を聞いた。

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