アプリケーションのコンテナ化を検討する際、バックアップやデータ保護の課題は避けては通れない。コンテナのデータ保護に関するベストプラクティスを探る。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の一環で企業システムのクラウド移行が進むにつれて、アプリケーションのコンテナ化を検討する機会も増えつつある。
コンテナオーケストレーター「Kubernetes」の普及によって、コンテナ化したアプリケーションの運用管理に必要な手段はおおよそそろってきた。一方でコンテナのバックアップやデータ保護、セキュリティ対策の製品分野は、従来の仮想マシン(VM)向け製品に比べれば発展途上だ。ただしコンテナを本気で利用しようとすれば、バックアップやデータ保護の検討は避けて通れない。
本稿はコンテナのバックアップやデータ保護に関する手法を紹介し、コンテナの運用に挑戦する際のポイントを探る。
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