テレワークやクラウドサービスの利用が進む中、「オンプレミスインフラの業務システム」「オフィスにいる従業員」を前提とした従来のセキュリティ対策では限界が生じつつある。効果的なセキュリティ対策はどのように進めるべきか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束後もテレワークを継続する企業は、長期的なテレワークに適したITインフラを構築する必要がある。オンプレミスインフラの業務システムを社内外からアクセスできるクラウドサービスに移行させることも、テレワークを継続するための有効な手段の一つとなる。
テレワークやクラウドサービスの採用が進む中で、課題となるのがセキュリティ対策だ。社外から社内システムへのアクセスが増加すると、従来の「境界防御」という手法に基づいた対策だけでは不十分になる。クラウドサービスを利用するだけでなく、クラウドサービスならではの利点を最大限に生かす「クラウドネイティブ」時代が到来していることを踏まえても、クラウドサービスの利用を前提としたセキュリティ対策は急務だ。
2021年10月20日に開催されたオンラインセミナー「今組織に必要な『正しいセキュリティ世界』の作り方」を基に、これから実施すべきセキュリティ対策とその導入方法を解説する。
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