コンテナベースのCI/CDによる開発の高速化、ありがちな課題と解決の鍵は権限を切り分け、開発の高速化と効率化を実現

CI/CDに先行して着手した企業の取り組みから、ある課題が見えてきた。その課題を解決する「第2世代のCI/CDツール」が登場している。それはどのようなものか。

2021年12月06日 10時00分 公開
[ITmedia]

 デジタルトランスフォーメーション(DX)の要はソフトウェアの開発スピードだ。設計から開発、リリースまでのスピードを速め、ニーズを先取りできるような体制を作る必要がある。リリースまでに数カ月から年単位で進めるのが当たり前だった時代のスピードでは、世の中の変化に追い付くのは難しい。

 この目的から、大きなシステムを全て形にするのではなく、細かなコンポーネントに分けて優先順位の高いものから素早く開発する「アジャイル開発」に注目が集まるようになった。1〜2週間程度のスプリントという短い期間で開発とテスト、リリースを繰り返す「スクラム開発」もある。

 こうした素早いリリースを実現する鍵は「CI/CD」(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)だ。テストからビルド、デプロイに至る一連の作業を自動化し、継続的に繰り返す。ただし先行してCI/CDに取り組んできた企業はある課題に直面している。その解決の糸口となる「第2世代のCI/CDツール」とは。


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