重要データのバックアップをクラウドにも保持、事例で学ぶデータ保護強化の秘訣災害やランサムウェアを想定したBCP/DRへ

激甚災害やランサムウェアの脅威が増える中、データ保護はビジネス継続を左右する重要なものとなった。乱立していたバックアップシステムを統合し、クラウド上にも重要データを保持する仕組みを構築した企業の事例から、そのヒントを探る。

2022年01月21日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネスの継続を左右するデータ保護の対策が急務となっている。緊急事態として想定されるのは、激甚災害や感染症だけではない。近年において特に深刻度を増しているのがランサムウェアだ。

 従来のランサムウェアは、スパムメールや偽装Webサイトなどを通じて不特定多数に攻撃を仕掛けるという手法が一般的であったが、特定企業に狙いを定めた攻撃も目立っている。大企業から中小企業までさまざまな企業が狙われる。こうした脅威を前提にしてBCP(業務継続計画)やDR(災害復旧)を検討することが欠かせない。

 さまざまな激甚災害やランサムウェアの脅威にどのような対策が有効なのか。合成樹脂・機能性樹脂の世界的メーカーであるサンユレックは、事業のデジタル化を進める中でデータの重要性が高まっていた。同社がデータを確実に守るために取り入れた対策とは。


提供:デル・テクノロジーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:アイティメディア編集局

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.