HPCもサブスクで使う時代へ、導入ハードルの高さを解消する次世代サービスとはオンプレ/クラウドHPCの使い分けを手軽に

DXの取り組みの中でAIやデータ分析に注力し始めた企業にとって、大量のデータを高速に演算処理できるHPCは魅力的だが、導入ハードルの高さは課題となる。そんな中、オンプレミスHPCをサブスク形式で利用できるサービスが登場した。

2022年01月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)は、膨大なデータを用いた複雑な計算を高速に実行するためのシステムだ。演算処理に特化していることから、数理科学や研究開発の分野を中心に活用されている。昨今はビッグデータ分析や、機械学習などのAI(人工知能)技術、3D(3次元)画像処理など、一般企業でもHPCの特徴が生かせる領域が拡大しつつある。

 高度な技術で構成されるHPCには、検討、導入、運用に至るライフサイクル全体で一般的なITインフラとは異なるスキルが求められる。初めてHPCに取り組む組織が、導入検討時に仕様書の書き方から詰まってしまうこともある。そもそもスモールスタートが難しく、高額な初期コストも大きなハードルとなる。

 こうした課題を解決するのが、サービスとして利用できるクラウドHPCだ。スモールスタートが可能で、HPC専門のスキルがなくても活用しやすい。半導体不足に起因するハードウェア調達の遅延リスクがなくなるというメリットもある。クラウドHPCが具体的にはどのようなものなのかを紹介する。


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