財務情報だけでは不十分、「ヒト」の人事情報も経営に生かす次世代管理基盤とは従来型ERPではアジリティが低下する理由

財務会計において、業務の非効率さや情報収集の遅れといった問題が顕在化している。また人的資本経営が注目される中、「ヒト」に関する情報をどう経営に生かすかも課題となっている。従来型ERPの限界を指摘しながら、解決策を探る。

2022年02月14日 10時00分 公開
[ITmedia]

 業務ごとにシステムの個別最適化が進み、サイロ化する状況が生まれると企業活動のアジリティは大きく低下する。企業運営の核を担う財務会計においても非効率な業務に加え、「経営判断に必要な情報がタイムリーに入手できない」「ビジネス変化にシステムが迅速に対応できない」といった問題を抱えやすい。

 昨今の企業経営においては、財務面だけでなく環境や社会への貢献度、持続可能な事業運営ができているかどうかも問われるようになっている。また、人的資本経営が注目を集める中、「ヒト」に関する情報を保持し、経営に生かせるかどうかも今後の企業成長を左右するだろう。

 従来型ERPが提供できる財務情報の管理だけではこれからの企業経営には不十分なのだ。これからの基幹系システムはどうあればよいのだろうか。


提供:ワークデイ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:アイティメディア編集局

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.