Kubernetes導入をためらわせる高いハードル、無理なく乗り越えるための近道は?コンテナ技術のメリットを賢く享受

DX推進を視野に入れたクラウドネイティブなDevOps環境の構築が広がりを見せているが、Kubernetesの導入/運用には、容易に解決できない難しさもある。この高いハードルを無理なく乗り越え、コンテナ技術のメリットを賢く享受する方法とは?

2022年02月14日 10時00分 公開
[ITmedia]

 あらゆる業種、業界、規模の企業にとって「デジタルトランスフォーメーション」(DX)が重要な課題となっている今、その基盤となるITインフラの在り方やシステム開発、運用の方法論を旧来のものから、DX時代にふさわしいものへアップデートしていこうとする動きが加速している。

 今や、「クラウド」や「コンテナ」をはじめ、「Docker」や「Kubernetes」といった先端技術やプロダクトを活用し、IT環境をモダナイズしていくことは、DX実現を目指すIT組織にとっての現実的な課題となりつつある。

 しかし、「新たな技術を使いこなすための学習や、人材育成にかけられる時間とコストが足りない」「OSS(オープンソースソフトウェア)を活用するための体制づくりが困難」「ビジネスに影響が大きなシステムを、DockerやKubernetesで運用していくためのノウハウがない」といったジレンマに直面している組織が多いのも事実だろう。

 こうしたジレンマを解消しながら、スピーディーにDockerやKubernetesの活用をスタートし、そのメリットを享受する方法を考える。

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