凸版印刷のRPA導入に学ぶ、バックオフィス改革の秘訣わずか6カ月で消し込み業務の約7割を完全自動化した方法とは?

財務部門における労働集約的業務の50%削減を目指してRPA活用を推進する凸版印刷は、約20人が半月かけて対応していた消し込み業務の自動化に挑戦した。新ツールは要件定義からわずか6カ月で完成したという。その方法とは。

2022年02月24日 10時00分 公開
[ITmedia]

 RPAブームが落ち着きを見せ、導入企業からは「ロボット開発に工数が掛かる」「ロボットがうまく画面を認識できない」「安定稼働が難しい」という声も聞かれる。期待した効果を出せずに導入プロジェクトが頓挫するケースもある。

 凸版印刷は2020年に入金消し込み業務の自動化を始め、消し込み処理に利用するレガシーシステムの画面を読み込めない、人間の判断が介在する複雑なプロセスの自動化がうまくいかないという課題に直面した。

 しかし同社は困難をさまざまな工夫でクリアし、要件定義から6カ月で消し込み工数削減率50%という高い効果を出すに至った。一体、どのような手法を使ったのか。


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