データベースの稼働を常時監視、トラブル対応時間を劇的に短縮する方法エンジニアを悩ませる課題を一掃

複数データベースの使い分けが一般化するにつれ、パフォーマンスやアクセスに遅延が生じた際の原因究明はますます困難になっている。開発部門が即応できる効率的な対応フローを確立するには、どうすればよいのだろうか。

2022年03月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ビジネス環境の進化に伴い、それを支えるインフラもより高度で複雑になった。開発者は処理の必要性と要件に応じてさまざまなデータベースを使い分けているが、それらを管理する手間が悩みのタネになる。

 複雑な処理を要求されるシステムは、しばしばリードタイムが長くなりデータベースのパフォーマンスやアクセスに遅延が生じる。DBエンジニアはその都度さまざまな観点からデータベースの統計情報を収集し、アプリケーションやインフラのパフォーマンスをそれぞれの担当者に確認しながら根本原因を特定しなければならない。複数のデータベースを使い分けていれば、原因究明に数時間かかる場合もある。

 開発部門はビジネスを停滞させないようにシステムを安定稼働させる使命を担っている。そして開発からトラブルシューティングまでを管理するには、持続可能で効率的なワークフローが必要だ。本稿は、「SolarWinds Database Performance Analyzer」を使ってデータベースによくある問題を一手に解決する方法を紹介する。


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