SaaSアプリにも適用される「責任共有モデル」、機密情報の流出をどう防ぐ?新たなセキュリティコンセプト“SSPM”とは

SaaSアプリケーションを安全かつ快適に利用するには、「責任共有モデル」を考慮し、社内のセキュリティ体制をアップデートすることが重要だ。サービスへの理解不足や設定不備による機密情報の流出を防ぐには、どんな仕組みが必要か。

2022年03月16日 10時00分 公開
[ITmedia]

 SaaSアプリケーションの利用数が急増する中、サービスへの理解不足や頻繁なアップデートによって生じる設定不備によって機密情報が社外に流出するインシデントが頻発している。

 企業はSaaSアプリケーションの利便性だけに目を向けるのではなく、「利便性とセキュリティはトレードオフの関係にある」と理解し、社内のセキュリティ体制をアップデートする必要に迫られている。SaaSアプリケーションの安全かつ快適な利用環境を構築するポイントとは何か。

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