消費行動のデジタル化に伴い顧客接点の多様化が進みつつある。より良い顧客体験を最適なタイミングで届けることはマーケターの最重要課題。そのために理解すべきキーワードが「コンポーザブル」だ。
消費行動のデジタル化はますます加速している。Webサイトやモバイルアプリケーション、メール、SNSなど、顧客接点が多様化する中で重要な課題になるのが、各チャネルにまたがる一貫したコミュニケーションだ。
個別最適化を目指すだけでは、かかる時間とコストが大きくなるばかりで良い体験を提供できない。今日のように変化の激しい時代においては、顧客のニーズが移ろいやすい。企業は自社の持つリソース(ヒト、モノ、カネ)を適切に組み合わせて迅速に動く必要がある。
そこで重要になるのが「コンポーザブル」だ。「組み合わせ可能」を意味するこの言葉は、2022年のビジネストレンドを語るときに無視できないキーワードの一つだ。これはITの視点で言えば、従来の「モノリシック」(一枚岩)なシステムからの脱却を意味するものでもある。
マーケティング業務においてもコンポーザブルであることは重要だ。それはなぜか。コンポーザブルなマーケティングツールは既存のツールと具体的に何が違うのか。次のページで解説する。
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