ハイブリッドワーク時代に求められる理想のPCとは? 注目2機種を紹介安全、快適なハイブリッドワークを実現

コロナ禍によってワークシフトは前進したかのように思えるが、中堅・中小企業における現状ではそうとも言えなさそうだ。ワークシフトどころか、いまだにセキュリティリスクを抱えた旧型のPCを使い続ける企業もある。

2022年03月29日 10時00分 公開
[ITmedia]

 人との接触機会を減らすために半ば強制的に推進されたテレワークも今では働き方の一つとして認知され、定着しつつある。今後はワークシフトがさらに進み、必要に応じてオフィスワークとテレワークを組み合わせた働き方「ハイブリッドワーク」が進むというのがMicrosoftの見立てだ。

 メールがチャットになり、対面会議がWeb会議に切り替わるなど、働き方とともに使うツールが変われば、当然それらに見合ったPCが必要となる。2021年10月にリリースされた最新OS「Windows 11」は、セキュリティ性を高めるために「TPM 2.0」(Trusted Platform Module 2.0)の搭載を必須とするが、こうした側面からも時代に求められるPCが変わりつつあることが分かる。

 しかし、現在使われているPCを見ると数世代前のモデルをいまだに使い続けていることは珍しくない。その傾向は、中堅・中小企業に顕著に見られる。旧型のPCを使い続けるのは最新OSの恩恵を受けられないばかりか、従業員にストレスを与え、生産性にまで影響を与えかねない。

 中堅・中小企業が今取り組むべきは、ワークシフトと最適なPCの導入と考える。本稿では、ハイブリッドワーク時代に適したPCを2機種紹介する。

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