「うちはどうやってゼロトラストに取り組めばよいのか」 企業の間で広がる懸念組織の実情や課題に向き合った導入方法を選ぶ

従来の境界型防御から、ゼロトラストへ向かう流れが加速している。だが、導入済みの機器やソリューションは企業ごとに異なり、目指す方向も違う。特定の製品を導入すればそれでゼロトラストが完成とはならない。どうすればよいのだろうか。

2022年03月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 コロナ禍をきっかけに、多くの企業でテレワークが定着した。今後も、オフィスへの出社と在宅勤務、サテライトオフィスの活用を組み合わせたハイブリッドワークが主流になるだろう。従来の境界型セキュリティは根本的に見直さざるを得ない。

 そこで、「ゼロトラスト」がホットなキーワードになり、ゼロトラストの手段の一部として「SASE」(Secure Access Service Edge)、「IDaaS」(Identity as a Service)などが注目された。多くのベンダーがゼロトラスト対応をうたい、自社の製品をアピールしている。中には「この製品さえ入れればゼロトラストが完成する」というイメージに捉えかねないケースもあるように感じる。

 「ゼロトラスト対応製品」の導入は進んだ今、「コロナ禍対応のために取りあえず導入したが、これで良かったのか」「今後のセキュリティアプローチとして自社が推進したいゼロトラストは実現できたのか」「自社にとって最適なソリューションだったのだろうか」といった懸念を抱く企業がある。ゼロトラストの最適解を見つけられず、迷っている企業はどうすればよいのだろうか。


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