「次世代SD-WAN」で通信トラブルを根本から解消 製品選びのポイントは?通信の可視化でネットワーク最適化

テレワークによってインターネットやクラウドサービスへの接続が増え、企業はネットワークの見直しを余儀なくされている。そうした中「SD-WAN」に注目が集まるものの、実は“落とし穴”がある。それは何なのか。どう解決できるのか。

2022年03月31日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業ネットワークは従来、データセンターや本社を中心に、各地の支店や拠点をWAN回線で結ぶ形で構築されてきた。業務アプリケーションの利用はもちろん、インターネットへのトラフィックもいったん全てデータセンターに集約され、そこでさまざまなセキュリティ機器を経て外部へと出ていく。ところが、昨今のビジネス環境の変化によって、その在り方に変化が生じ始めている。

 大きなきっかけは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で広がったテレワークと、クラウドサービスの普及だ。それによって通信経路が変わり、ネットワーク帯域の逼迫(ひっぱく)や不可視の通信が発生し、業務に支障を来す恐れがある。

 その解決策として選択され始めているのが、データセンターを介さずに直接インターネットに接続する手法「ローカルブレークアウト」だが、それでも帯域に関する課題は残る。むしろSaaS(Software as a Service)接続に関しては深刻化している局面もあるという。なぜ、そうした事態が生じているのか。


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