「サイバー攻撃、うちは大丈夫」と言い切るコワさ、その背景を専門家が徹底考察セキュリティの最前線から見えたものとは

サイバー攻撃が発生するたびに問題提起が繰り返されているが、「自分ごと」として真剣に考え、行動できている組織はどれくらいあるのだろうか。そうしたセキュリティの現状や課題をpiyokango氏とセキュリティ専門家が深く考察する。

2022年04月13日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日々報道される侵害事件と繰り返されるサイバー攻撃への問題提起。しかし、どこか「自分ごと」と思えなかったり、注意喚起に慣れてしまったりしていないだろうか。情報を得ることはもちろん、それを実のある形で活用できなければ、ある日突然起きる侵害に慌てることになる。

 2021年11月某日、マンディアントが主催する「Mandiant Cyber Summit 2021」における特別講演「“最前線にいるものたちの視覚”から何が見えるか?―『うちは大丈夫』と言い切るコワさに迫る―」の収録が行われた。

 「piyolog」オーサーとして知られるセキュリティリサーチャーのpiyokango氏と、常時3000もの攻撃グループを追跡するマンディアントで脅威インテリジェンスアナリストを務める千田展也氏。サイバー攻撃の最前線を知る2人の“視覚”を通じ、現状の脅威に対抗するための考え方を見直すという趣旨だ。

 収録当日は、12月9日に配信された内容だけではなく、本レポートのために追加トピックも飛び出し、大変濃い内容のディスカッションが繰り広げられた。その模様を追加トピックとともにお届けする。


提供:マンディアント株式会社
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