いまだに残る紙の入力業務 現場が疲弊してしまう前に打つべき「次の一手」とは最先端の文字認識でデータ入力を“ゼロ”化

コロナ禍でペーパーレス化が進んだとはいえ、紙書類が必要な業務は根強く残る。そんな中、AI OCRと人の目視確認を組み合わせたデータ入力を代行するサービスがリリースされた。手入力が当たり前の入力業務を根本から覆すその仕組みとは。

2022年05月12日 10時00分 公開
[ITmedia]

 日本は他国よりも企業の業務デジタル化が遅れているといわれる。しかし、近年はさまざまなSaaS(Software as a Service)やAI(人工知能)、IoT(Internet of Things)などの利用が広がり、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速している。

 しかし実態として、「紙書類を扱う」業務は根強く残っている。社外と情報をやりとりする際に紙の帳票が必要になるケースなどだ。

 データ入力には、手入力にかかるコストに加えて目視でチェックしたり、ミスを修正したりするコストが発生する。データを入力する人員の採用や教育も必要だ。労働人口の減少と人件費の高騰の問題は深刻化している。データ入力のコストを下げて正確性を上げる手段として注目されるのが、紙書類をスキャンした画像から文字を読み取るOCR(Optical Character Reader)だ。

 だが、OCRではどうしても「OCR結果の確認作業」が残るため、業務を自動化することが難しかった。本稿では、特許技術のOCR+人の目視チェックで、手入力が当たり前だったデータ入力業務を“ゼロ”にする新たなクラウド型データエントリーサービスを解説する。


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