なぜニチレイロジは32万時間の効率化を果たせたのか RPA戦略の裏側を聞いたRPAを諦めない体制づくりが鍵

2017年にRPAを導入したニチレイロジグループは、2022年6月時点でRPAによって効率化できた時間が累計約32万時間に達した。この成果を出せた秘訣は導入期の取り組みにあるという。

2022年06月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 幻滅期を脱して普及期に移ったといわれるRPA(Robotic Process Automation)。RPAによる業務改善で成果を生み出す企業がある一方で、導入したものの思うように利用が拡大せず当初描いていた費用対効果が得られなかった企業もある。

 RPAの導入を成功に導くには、経営層や従業員を巻き込み、従業員のモチベーションを維持しながらRPAを用いた業務改善の文化を定着させることが重要だ。ニチレイロジグループは2017年からRPAによる業務自動化プロジェクトを進め、2022年6月にはRPAによって効率化できた時間が累計約32万時間に達した。

 だが、その成果を生み出すまでは決して平たんな道のりではなかった。プロジェクト開始当初は従業員からロボット開発に対する不安の声が上がるなど、多くの困難を抱えていたという。同社がプロジェクトを成功させるために採った方法とは。


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