ローカルブレークアウトを取り入れたい SD-WAN製品をどう選ぶ?ハイブリッドワーク時代に必要な対処とは

リモートワークからハイブリッドワークへ――。ここであらためて、WAN回線逼迫への対処が必要になる。根本的な解決策はインターネットブレークアウトだと分かっている。問題は、具体的にどうやるかだ。

2022年07月19日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 アフターコロナを見据え、コロナ禍などの要因でリモートワークに移行した企業のほとんどが選択する次の働き方は、ハイブリッドワークだ。だが、リモートワークからハイブリッドワークへの移行には、自社WANの整備という大きな課題が立ちはだかる。

 企業の間では、コロナ禍以前からクラウドサービスの利用が広がっていた。これによって各企業の事業拠点と本社/データセンターを結ぶ回線の逼迫(ひっぱく)が発生した。

 ハイブリッドワークへの移行でこの問題はどうなるか。リモートワークを推進した過去2年余りの間にも、業務を支援するクラウドサービスの利用は急増した。それに加えて、オンライン会議ツールも使われ続けるだろう。結果、回線の逼迫はさらに深刻化する可能性が高い。

 回線逼迫の根本的な解決策として以前にも増して注目されるようになったのが、SD-WAN(Software Defined WAN)のローカルブレークアウト機能だ。各拠点からのクラウドサービスへのアクセスを直接インターネットに逃がすことで、自社WANの負荷を軽減できる。

 一方、SD-WANについては利用における課題も指摘されている。ローカルブレークアウトという観点から製品をどう選び、どう使えばいいのだろうか。


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