横河電機がテレワークPCの管理性とセキュリティを一挙に高めた“ある選択”とは持ち出しPCのセキュリティも向上

テレワークをこれからも続けたい企業にとって、「持ち出しPCの運用管理」と「セキュリティの向上」は喫緊の課題だ。IT部門も一般の従業員も、PCのメンテナンスのために出社せずに済む方法は。

2022年08月10日 10時00分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)発生初期は、さまざまな企業がテレワーク環境の整備に追われていた。感染症対策を優先して急きょ全社的にテレワークを始めた結果、インターネットトラフィックが急増して輻輳(ふくそう)の問題が生じ、業務効率の低下に苦慮する企業の事例は珍しくなかった。その後はこうした問題への対処が進み、テレワークは社会全体で定着しつつある。

 将来的なテレワーク体制に意識を向ける企業の間で、後回しにされがちだった「社内システムの脆弱(ぜいじゃく)性」「PC運用管理の煩雑化」などの問題に焦点が当たっている。テレワークが常態化すると、かつてのように「社内ネットワークに全てのPCが接続されている」ことを前提とした運用管理の仕組みは通用しない。IT部門はセキュリティ対策やPC運用管理に、何らかの新たな対策を講じる必要が出てくる。

 産業用計測機器や制御システムの大手メーカーとして知られる横河電機も、こうした課題に突き当たった。国内外に1万7000人以上、国内だけでも6000人以上の従業員を抱える同社は、コロナ禍に直面して早くからテレワークを全面的に導入した。同社はテレワークを安全に継続するために、社内ネットワークの外に存在するPCのセキュリティ対策や運用管理をどのように変えたのか。


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