バーチャルフォトなどでの表現に不可欠なマテリアル(質感)の調整作業。3Dグラフィックに携わったことのないデザイナーも直観的に扱えるツールを使って、石タイルの写真から、本物と見紛うほどのマテリアルを表現する方法を紹介する。
プロダクトデザインやグラフィックデザインに従事するデザイナーにとって、3Dに関するスキルの習得/活用は、喫緊に取り組むべき課題となっている。特に近年は、商品を売るための写真を「撮る」のではなく、3Dを使って「作る」ことが主流となりつつあるため、そうしたニーズに応えるためにも欠かせない技術といえる。
もちろん、バーチャルフォトなどのようなリアルな写真を作るためには、マテリアル(質感)を、いかに本物に近づけるかが重要になる。そこで注目されているのが、このマテリアルの調整機能とテクスチャデータの作成機能を、Photoshopに代表される2Dグラフィックスツールの操作系に落とし込んだアプリケーションだ。
本Webキャストでは、現実の写真を3D用のフォトリアルなサーフェスやHDR環境に、簡単に変換できるアプリケーションを使って、石タイルの写真からリアルなマテリアルを表現する方法を紹介している。3D素材の作成に携わったことのないデザイナーでも、直観的な操作でマテリアル作成ができることが、きっと理解できるはずだ。
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