“PCの社外持ち出し禁止”の高知放送があえて「ノートPC」を選んだ理由事業継続と生産性向上の両方をかなえるPC選び

高知放送は新社屋への移転に伴い、オフィスで利用する全従業員のPCをノートPCに移行させた。高知放送がノートPCを選んだ理由と、緊急時でも業務を続けるための同社の取り組みとは。

2022年09月09日 10時00分 公開
[ITmedia]

 事業継続を考える際に考慮すべきことは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)だけではない。大地震や猛暑といった自然災害もその一つだ。2022年1月には、南海トラフ地震が今後40年以内に発生する確率を「80〜90%」から「90%程度」に引き上げたと政府が発表した。事業継続において、ITインフラはますます重要な役割を果たすようになっている。

 高知放送がノートPCとその外付けディスプレイを合計300台導入したことには、このような背景がある。同社は高知県の発展を目指した情報や災害情報を日々発信している放送局だ。

 PCの“社外持ち出し禁止”ルールがあり、オフィスに出社する働き方が主流の高知放送が、あえてノートPCを大規模導入した理由とは何か。高知放送が導入したノートPCとは。高知放送のクロスメディア推進局システム企画部で部長を務める前田幸博氏に話を聞いた。

※本稿は、ITmedia ビジネスオンラインからの転載記事です。

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