ランサムウェア対策やDXにも有効、広がるオブジェクトストレージの可能性調達期間の短さやコストの低さも魅力

クラウド化が進む中で、信頼性や拡張性に定評のあるオブジェクトストレージの活用方法が多様化しつつある。データ保護だけではなく、DXを見据えた分析基盤やランサムウェア対策としても有効な、次世代のオブジェクトストレージを紹介する。

2022年11月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)の深刻な被害のニュースが続く中、“最後の砦(とりで)”となるバックアップの重要性が見直されている。企業が保有するデータ資産が増え続けたり、攻撃手法の巧妙化でランサムウェアの潜伏期間がより長期化したりすれば、より高頻度に、より多くの世代のバックアップを取得する必要が生じる。結果的に企業はバックアップストレージの保存容量を拡大させざるを得ず、ストレージを追加する手間や時間、調達・運用コストの増加といった問題に直面することになる。

 低コストで調達でき、拡張性に優れたオブジェクトストレージのクラウドサービスは、こうした課題を解決できる可能性がある。近年はデータ保護の用途だけでなく、DX(デジタルトランスフォーメーション)を見据えたデータ分析基盤としてオブジェクトストレージを活用しようというニーズも高まっている。識者の対談を基に、オブジェクトストレージ活用のモダンな方法を探る。


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