AIに戸惑う企業に“ありがちな課題”とは？ 選定、構築、運用で解決するには：ビジネスで勝ち抜くためのAI活用

AI技術をビジネスに取り入れるには、適切なハードウェアやソフトウェアを選定してシステムを構築、運用することが欠かせない。AI技術の導入にハードルを感じる企業は、どこから着手すればよいのか。

[ITmedia]

　企業のAI（人工知能）技術活用が急速に進んでおり、2022年以降も着実に成長する見込みだ。煩雑な日常業務をAI技術でサポートすることにより、中核ビジネスに注力できるようになるという期待が集まっている。

　AI技術を活用しなければビジネス競争に生き残ることは難しいという考えは当たり前になった。とはいえAI技術は新しい領域であるため、なかなか企業での活用が進まないのも事実だ。特にAI技術を活用するためのツールは、従来のITツールとは様相が異なるため、導入や運用にハードルを感じている企業もある。さまざまなハードウェアやソフトウェアから最適なものを選定して、システムを構築、運用することは簡単ではない。

　本稿は、AI技術活用に欠かせない計算資源であるGPU、強力なGPUを安定稼働させるためのサーバ、それらをまとめて扱うためのサービスという3つの観点から、AI技術の活用、導入のポイントを解説する。