ハイブリッドクラウドで懸念される運用管理の課題、こうすれば解決できるクラウドとオンプレで適材適所なシステムを

オンプレミスとクラウドの良さを生かし、企業の多様なニーズに対応するハイブリッドクラウド。一方で「導入が難しい」「運用管理が複雑」といった懸念もある。ハイブリッドクラウドにまつわる懸念を拭い去り、効率良く活用するには。

2022年10月24日 10時00分 公開
[ITmedia]

 クラウドの活用が進む中、「Microsoft Azure」(以下、Azure)を採用する企業が増えている。Azureが人気を集める理由の一つは、「Windows Server」や「Microsoft SQL Server」といった企業システムが多く採用している製品との親和性が高く、クラウド移行に当たって、既存のシステム構成や運用管理体制、サポート体制などを継続しやすいことがある。

 もちろん、企業が抱える全てのシステムをクラウドに移行することは現実的ではない。システムのパフォーマンスやデータのガバナンス、セキュリティなどの理由から、自社データセンターに置いておきたいシステムもあるだろう。そうしたニーズに応えるために、Microsoftは、オンプレミス環境でAzureと同等の機能を利用できるようにするハイブリッドクラウドソリューションを提供している。

 企業のさまざまなニーズに対応するハイブリッドクラウドだが、導入に当たっては気を付けるべきポイントもある。システムを導入し、ビジネス価値を生み出していくには、そうしたポイントを踏まえ、必要に応じて工夫することが重要になる。以降では、Microsoftが提供するハイブリッドクラウドソリューションが、企業にどのような価値を提供するのかを詳しく見ていく。


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