高性能なワークステーションを“陳腐化”させない第3の選択肢とは？：購入やクラウドでは実現できないメリット

膨大なデータや画像を扱う業務には、高負荷の演算処理が可能なコンピュータが欠かせない。GPUをはじめデバイスの進化が急速に進む中で、企業はどのような選択をすればいいのか。

[ITmedia]

　AI（人工知能）活用や3D（3次元）レンダリング（画像や映像の描画処理）、ビジュアライゼーション、データ解析など、高負荷のコンピューティングを伴う業務がさまざまな組織において本格化してきた。こうした業務がビジネスの中核へと入り込む中で企業が頭を悩ませるのは、どのようなデバイスがコンピューティングに最適なのかという問題だ。

　例えばオフィス内外の用途に対してGPU（グラフィックス処理装置）によるコンピューティングを提供する「ワークステーション」を使う場合、購入やリース、クラウドサービスなどが企業にとっての選択肢になり得る。検討する際はデバイスの進化、セキュリティ、コストなど複数の視点が欠かせない。

　ワークステーションを購入やリースにすべきか、クラウドサービスに頼るべきか、それとも第3の選択肢があるのか――。本稿はそれを検討する上でどのようなポイントに注意すべきか、どうすれば高負荷のコンピューティングに最適な選択が可能になるのかを解説する。