ビジネスチャットのUXを高めるAPI連携、NTT BSが重視した“APIの再利用性”とはAPI連携で「顧客中心」の世界を目指す

ビジネスチャットのユーザー体験は、他システムとの連携で格段に良くなる可能性がある。その際に重要なのが“APIの再利用性”だ。NTTビジネスソリューションズが、自社の「elgana」へのAPI連携実装時に得た秘訣について、担当者に聞いた。

2022年11月11日 10時00分 公開
[ITmedia]

 NTT西日本グループのNTTビジネスソリューションズ(NTT BS)が提供するビジネスチャット「elgana」(エルガナ)は、2020年4月の発売以来、地方自治体や公共機関、中小企業など幅広い組織で導入が進んでいる。2022年7月29日時点で一般ユーザーのIDは160万件以上。NTTグループ全体の公式チャットツールとしても利用されている。

 2023年3月に、NTTビジネスソリューションズはelganaの新メニューを提供開始する。2022年10月現在は無料の「フリープラン」と、1ID当たり300円(税別)の「ベースプラン」がある。今後は、より多機能な「アドバンストプラン」が加わる。各プランではAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)連携機能が利用可能だ。

 NTTビジネスソリューションズが、elganaに備わっているAPIを利用した連携機能を実装するときに重視したのが、「トータルコストの削減」「開発管理の簡便性」「運用の効率化」「APIの再利用性」の4つだ。特に重要だったのがAPIの再利用性だったという。その背景には何があるのか。APIの再利用性を効率的に高めるために、同社が選択した手段とは。担当者に聞いた。


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