次世代クラウドストレージは何が違う? データ増大傾向でも安心できる理由データ管理を救うクラウドストレージの要件

データの急増を受け、クラウドストレージの利用を検討している企業も多いだろう。一方、クラウドに移行したもののオンプレミスに回帰するケースも少なくない。このような状況下で、ある次世代クラウドストレージが注目されているという。

2022年11月28日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 中堅、大企業にとって、データ管理は大きな悩みの種になってきている。特に問題なのは非構造化データだ。

 文書ファイル、画像、動画などの非構造化データは急速なペースで増えており、ファイルサーバやNAS(Network Attached Storage)の容量を圧迫する。「自社は、永遠にNASの容量拡張を続けていかなければならないのか」。こうした疑問を持つ企業は、クラウドストレージの利用を検討する。

 NASのクラウド対応が進んだことにより、古いデータや利用頻度の低いデータを、パブリッククラウドが提供するオブジェクトストレージに移行する企業も出てきた。パックアップ/DR(災害対策)などデータ保護の観点でもクラウドの活用は広がりつつある。

 だが、実際に移行してみるとパブリッククラウドのストレージ料金が高額で、結局オンプレミスに回帰するケースも多く見られる。

 そうした中、新興ベンダーが提供するクラウドストレージサービスが注目を集めている。世界中で4万8000社を超える企業が利用しているといい、日本でも社員数十万人規模の大手企業グループが採用している。このサービスは何がすごいのだろうか。担当者に聞いてみた。

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