ナレッジ活用システムにおける「言葉の揺れ」の解決には同義語辞書が有効だが、作成に膨大な手間がかかることから、効果を認識しつつも取り組めない企業は多い。こうした問題を解決するのが、AI技術を活用したソリューションだ。
社内データベース用の検索エンジンをはじめとしたナレッジ活用システムには、キーワード検索からオントロジーまでさまざまな活用度レベルが存在するが、全てに共通する問題として「言葉の揺れ(例:不具合、バグ、障害)」がある。この解決には同義語辞書の作成が有効であるものの、大量の文書から用語を抽出・編集するには通常3〜6カ月もかかるため、効果を認識しつつも取り組めていない企業は多い。
この問題に対し、AI技術からのアプローチで効率化を図るソリューションが登場している。大量の社内文書を読み込ませることで、70%近い精度の同義語・専門用語辞書のひな型を自動作成。人にかかる負担を軽減することで辞書作成期間を1〜2週間に短縮するなど、作成コストを約90%削減できる。
本動画では同ソリューションの4つの特長や機能の詳細とともに、同義語文書作成までの処理の流れや現場での活用例を紹介する。検索システムやテキストマイニングなどにおいてナレッジ共有にまつわる課題を抱える企業にとって、有力な選択肢となるはずだ。
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