米大学のHPC構築事例、「第3世代EPYC(TM)」搭載の新サーバで全国の研究者を支援デル・テクノロジーズ株式会社提供ホワイトペーパー

大学などでハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の活用が加速している。構築する際には、高密度コンピューティングによるスペースの効率性向上も重要なテーマとなる。米大学での事例を参考に、構築法を詳しく見ていこう。

2022年12月09日 10時00分 公開
[ITmedia]

 米インディアナ州にメインキャンパスを有するパデュー大学は、全米科学財団(NSF)の助成金を得て新たなHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)プラットフォームを構築した。全国の研究者に対し、充実した研究に資するコンピュータ支援研究のリソースを提供することが目的だ。

 最新の高密度コンピューティングを実現することが最優先だったという同大学は、HPCプラットフォームの構築に当たり、第3世代AMD EPYC(TM)プロセッサを搭載したあるサーバ製品を採用する。同サーバは128プロセッサコアを有する1000ノードで構成されており、2Uのラックスペースに4つの128コアノードを搭載して相当レベルの高密度が達成できた。

 同サーバの活用により、研究者に年間10億CPUコア時間、5.3ペタフロップスの高いパフォーマンスを提供できるようになったという。今後は次世代のHPC人材トレーニングへの活用も計画しているという同大学の取り組みを、本資料で詳しく見ていく。

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