市場やビジネスニーズの変化に追従するために、ITシステムにもアジリティが求められている昨今。そこで注目されているのが、独立した小規模サービスを組み合わせてシステムを動かす「マイクロサービス」の手法だ。そのメリットや課題とは。
「デジタルトランスフォーメーション」(DX)の機運が高まるとともに、企業におけるITシステムの作り方、使い方がダイレクトに「ビジネス価値」へ影響を与える状況が生まれている。ここで重要になってくるのがITシステムの「アジリティ」(迅速性)だ。目まぐるしく変わる市場やビジネスニーズに追従するためには、素早い変化に対応できるITシステムが求められる。
そこで注目を集めているのが「マイクロサービス」だ。従来の「モノリシック」(複数の機能やデータがシステム内で密接に関連し合う)に対し、各機能を小規模なサービスとして実装し、疎結合で連携させるマイクロサービスは、ITシステムの変化への対応力を高めるものとして期待されている。
だが企業にとって新たなアーキテクチャの導入は簡単ではない。そこで本稿では、企業のマイクロサービス活用を支援する担当者に、マイクロサービスの導入を検討する企業が直面しがちな課題やその解決策を聞いた。
提供:株式会社日立製作所、レッドハット株式会社
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